新築マンション購入アドバイス

新築分譲マンションを購入する場合のチェックポイント!

1、モデルルームに惑わされるな。
モデルルームは、購入予定の部屋と同タイプの間取りでも、実際の部屋より柱型が小さかったり、生活観のない部屋の家具配置等により、かなり大きく見えます。実際に住んでみてTVの置き場所に困ったりしない為にも、モデルルームはあくまで参考であって、実際に購入する部屋の図面で家具の配置をして下さい。思ったより、部屋が狭く感じるはずです。


2、図面チェックは怠るな。
実際に分譲マンションを購入した知り合いがいるのですが、契約した部屋の図面を見せてもらいビックリしました。それはなぜか? ほとんど寸法の入っていない図面だったのです。おそらく最初にマンション説明用のパンフレットに載っている図面だと思いますが、その図面しかもらってないとの事。そんな図面では、家具の配置計画もきちんとは出来ません。工事業者は、細かい寸法まで入った図面を持っていますので、その図面をもらうようにしましょう。


3、内覧会
新築分譲マンションを購入する上で、内覧会が最初に自分の購入した部屋を見れる機会です。そして、内覧会で施工のチェックもし、施工不良を指摘して直してもらわなければなりません。しかし、マンションを購入する大部分の人は、建築に関して素人ですので、きちんとしたチェックをおこなうためにも、出来れば、建築に携わる人に同行してもらうのが理想です。(内覧会で指摘しなかった箇所は、後日に指摘しても直してもらえない場合が多いようです。) 同行してもらうのが無理な場合は、自分だけで確認しなければなりません。しかし、自分自身だけで全てをチェックする事は無理ですので、
「フローリングの床鳴り(特に建具の下付近)」「壁、天井のクロスの汚れ」「水漏れ(トラップ)「電気のスイッチ不良」「窓、建具の開閉不良」
程度は最低限チェックして下さい。

*ワンポイントアドバイス
仕様はきっちりと確認しよう


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